函館市上湯川町エリアへの移住

函館市上湯川町エリアへの移住

函館市上湯川町は、函館市の南部に位置する住宅街で、自然環境が豊かな居住地として知られています。周辺には上湯川児童公園や市民の森などの緑地が点在し、地域の人々の憩いの場となっています。また、かみゆのかわ医院や西根歯科医院などの医療施設もあり、郵便局や交番などの基本的な公共施設も整っています。

戸建住宅と市営住宅

町内は、戸建住宅の多い地域と、市営住宅が建ち並ぶ地域があります。戸建住宅は比較的築年数の長い住宅が多く、また市営住宅については昭和時代に造成された古い建物30棟以上連なります。
かつては非常に人口の多い地域であり、学区である上湯川小学校も1学年あたり6教室を備える大型の校舎が建てられるほどでしたが、近年は少子高齢化が進み、お年寄りが比較的多い閑静な住宅街となっています。

買い物と生活利便性

かつては市営住宅街の中心部にスーパーが営業していましたが、2023年頃に閉店し、これにより町内での食料品の買い物はファミリーマート、セブンイレブンの2店のみとなってしまいました。
しかし近年、松倉川を挟んで隣接する戸倉町に複合商業施設「フレスポ函館戸倉」がオープンし、大型スーパー、ホームセンター、衣料品などのテナントが入居したことにより、広域としては昔よりも生活利便性がはるかに向上したように感じます。
とはいえ、市営住宅方面からだとフレスポまで徒歩20分程度はかかりますので、車を持っていない場合は買い出しが不便に感じるかもしれません。

観光地

町内には、函館の有力観光スポットである「トラピスチヌ修道院」が所在しています。

美しい庭園や建物が見どころで、修道院の周りには豊かな自然が広がり、四季折々の風景が楽しめます。修道院内のショップでは、手作りのジャムやお菓子なども販売されており、訪れる人々に修道士たちが営んでいる生活の一端を感じさせてくれます。

トラピスチヌ修道院は、函館市内の観光スポットとして、歴史的・文化的にも価値のある場所となっています。

交通機関

函館空港に隣接した町のため、市営バスの複数路線が町内を走っています。
市営電車はありませんので、公共交通はバスのみとなります。

【まとめ】上湯川エリアの住みやすさ

上湯川町は市内中心部のエリアと比べて生活利便性の面で少し不便さはあるものの、複合商業施設の開業によって、車の運転が出来る方にとっては便利な地域の一つとなりました。
周囲には、修道院の森や市民の森などの森林・緑地が点在しており、松倉川河川敷はサイクリングロードとして整備されているので、散歩やジョギングを楽しむことができ、自然を感じながら健康的な生活ができる点が大きな魅力です。

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